金山彦神社は、鉱山の神様であり、金銀財宝守護、鎮火、防火の神としても知られています。
「銀山町山神宮由来記」には、大同二年(807)、
氏神(大山咋命)山神社として建立され、天禄二年(971)に鉱山師金瀬五郎により、社殿が御修造されたと記録されてます。
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元和元年五月(1615)、住吉社(銀山字大口)が兵火にかかり、金山彦神社に御霊を移し合祀されました。
夏、秋の二回、お祭が行われていて、江戸時代には、大口間歩の前(大口町)、四軒茶屋前(長者町)、甘露寺下(横町)に三ヶ所の御旅所があったそうです。御旅所は、金山彦神社祭礼の時に御輿が本宮から渡ってきてしばらく留まるところです。
寛政年間の鉱山繁盛期には、男御輿、女御輿が造作されました。現在では女御輿が一基残っているのみです。以前、秋祭りの折には四年に一度、「銀鉱石」をご神体としているこの御輿が町内を巡行されていました。
橋の袂にある「瓢箪鉱山の碑」
金山彦神社の本殿
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